置かれた場所で咲きなさい。とかいう言葉があるじゃないですか？
本が出ててよく売れたそうですが。ある年のベスト２とかそんなんだったと思います。

作者の方は頑張ってこられて、努力が実を結び素晴らしい人生を歩まれたのだと思います。
でもぼくはこの考え方には否定的な立場です。
なので本の紹介はしません、、、、

ぼくの考えは「置かれた場所で咲こうとしたらしんどい」

置かれた場所で咲くということ

置かれた場所で咲きなさい。

これが意味するところはだいたいこんな感じ。
「植物は芽を出すところを選ぶことができない。日当たりの悪いところに生まれたら、がんばって枝を伸ばし、陽の当たるところへ伸びて綺麗な花をさかせよう」


これを人間に置き換えると
「生まれたところは選べない。職場も望んだものではないかもしれない。でもそこで輝けないのはあなたのせい。がんばって活躍しなさい」

文句言わずに頑張れと上司に言われているかのよう。
すっごい日本人（の年配）が好きそうな言葉だなと思いました。

置かれた場所でやってみるのは大事。
変われるのは自分だけだから変わってみる、違う角度から行動するのも大事。
でも、それでもダメ、期待した成果や反応が得られないときは場所を変えるのも大事。

儲けの見込みのないフィールドでビジネスをしないように。
自分のことを好きになってくれない人にアプローチを続けないように、
活躍できない場所も変えるべき。

相手がノイローゼになるまでラブレター送るやつとかストーカー以外の何者でもないよ。

無理だと思ったら場所を変えてもいい

置かれた場所で咲こうとしたら、鬱になる。

何がなんでも成功してやろう！おれはこの職場で成績１位になって出世するんだー！
とか思ってできたならよいです。でも上司に嫌われていじめられるとかどうしても自分に合っていないとか
労働時間が長すぎて健康に問題がでるとかいろいろあります。

それでも置かれた場所で咲くことに固執しつづけると人は鬱になる。
そりゃどんなに頑張っても報われないんだから疲れてきますよね。

それでもやり続けると鬱。

知らんひとの言葉を鵜呑みにして鬱にならないように気をつけてください。

ぼくは「やるだけやってだめならそれでいい」と思っています。
やれることはやったんだから仕方ないじゃんって。
できないとわかった時点で宣言してしまえばいい。助けを求めればいい。
時間をかけてやれと言われても残業代がでないならやめればいいし、
残業代なしでやらないと会社にいられないというならやめてしまった方がいいです。
だって確実にブラック企業だから。

置かれた場所で咲こうとする花だって、水がなければ枯れるし、
日差しを求めて枝を伸ばした先が暗闇だったらやっぱり枯れてしまう。
人間だって同じことだけど、人間には足が生えているので移動すればいい。

逃げたって別にいい

今いる場所が苦痛なら逃げてもいいんです。法律で退職できないとかないですからね。
責任がーとか、自覚が足りんーとか言ってくる会社は
会社側が従業員に対する責任も人を雇っているという自覚もないでしょう。まじで。

自分の逃げ道を用意しておいて
他にも避ける場所があると思って生きる方がよっぽど健全に生きれます。

逃げ道の用意の仕方

何通りもあります。

  1. 転職活動をしてみる
  2. 起業する
  3. パートナーに稼いでもらう
  4. 田舎に帰って仕事をする

転職や起業ができれば今の会社に依存する必要はありません。
パートナーが働いていれば、おそらく生きていけるでしょう。（許してくれれば）
田舎があれば帰って過ごせばいいです。仕事もインターネット系なら田舎でもできるし、
都会の仕事でやってたことを田舎でやっても喜ばれるし、農業だったら５０代でも若手だし、やれることはたくさんあるのです。

辛くて居場所を変えたいと思った時に一番障害になるのは
実はパートナーの説得なんでそこはがんばってください。

ぼくの場合は「辛くて仕事辞めたいっていったらどう思う？」と聞いたときの返事が
「私を養おうという気持ちはその程度だったんだなと思う」と返されて絶望しました。
なーにーさーまー

まとめ

置かれた場所で咲くことに固執しなくていい。
できないことをやり続けると鬱になる。
鬱になるくらいなら逃げ出した方がまし。
逃げ場所は転職や起業、田舎に戻るとかいっぱいあるから悩みすぎないようにしましょ。

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