夫婦円満とか書いときながら、ぼくはこんなこと言っちゃうわけですよ。

「結婚は修行」

確実に修行です。
墓場ではない。修行と思えば少しは良い。

結婚は人生の中でもっとも厳しい人間関係の修行です。
なんで修行なのか?
じっくりと語るで今日は。

結婚して思った。まじで。
「これからは結婚しなくていもいいとか、結婚してももっとライトに解消できる世の中になればいい。」

どんなに仲が良くてもいいとこばかりではないし、
努力しなきゃ続かない関係だとお互いに思うためにも
別れが簡単にできればよい。

固定化された関係って甘えが出ちゃうでしょ?悪い方に。

  • 家族にわがままを言っちゃうのは仲がいいからだけど、
    負担が片方だけにかかっているとか。
  • 従業員はやめないだろうから残業や休日出勤をさせたり、
    いきなり転勤を言い渡したり。

  • どんなことを言っても許してもらえるとか
    せざるを得ないと相手が感じているだろうと(無意識に)思っているから
    相手を思いやらずにやってしまうわけですよ。

    出会った頃の二人はそんな関係ではなかった。
    関係性が固定化するとそこを悪用する人が大多数いるのです。
    しかも無意識に、悪気なくやってしまう。
    自分が正義だと信じて。

    もともとは他人の二人。実はこれから一生他人のまま

    もともとパートナーとは他人ですよね。
    今まで生きてきた環境が違うし、遺伝子も違います。

    どっちがいいとかはさておき、
    わかりあうことは不可能。

    しかもなぜか結婚相手は価値観が違う相手を選びがち。
    その時は刺激があっていいとか、価値観があっていると
    思っていたけど、実は結構ちがうとか、よくあります。

    なぜか結婚の前後って相手を冷静に見えなくなりますしね。
    「結婚したら幸せになれるはず!」って無意識に思うんだと思います。
    そう思わないと結婚できないんでしょう。

    昔話やおとぎ話は結婚して終わり、ハッピーエンドというものが多いから
    みんな結婚したら無条件に幸せになれると思い込んでいるんです。

    相性100%の人と結婚する可能性はもちろんゼロですし、
    相性60%以上の人と結婚できる人は10に1人もいないのではないでしょうか。

    わかりあうってなに?

    わかりあうってわかります?
    認め合う?全部知ってる?

    ぼくが思う「わかりあう」というのは
    「相手の自由を認める」ということです。
    相手のしたいと思っていることを否定しない。
    自分の許容できる範囲で許す。

    「パートナーはこう思っている」、「自分はこう思っている」
    思っていることが一緒なら一般的に相性がいいといますよね。

    全然タイプ違うように見えるのにうまくいっているカップルは
    思っていることや感じ方が違っても相手を認めることができる。
    それが「相手をわかっている」状態です。
    相手は自分とは違う人間で違う意思をもっていて当然なんだとわかっているのです。

    「何がなんでも同じじゃないと嫌!パートナーなんだからわたしを尊重してくれてあたりまえでしょ!」
    というひとはわかってほしいとか、相手をわかりたいとかではなく、
    ファッションや道具のように自分を飾ってくれる存在、自分に都合のいい存在を欲しがっているだけ。

    言いたいことを言い合える夫婦

    よく言いたいことを言い合える夫婦になりたいとかいいますよね。
    結婚式とかでよく聞く。

    でも「言いたいことを言い合う」とするじゃないですか、
    間違いなく戦争ですよ。戦争。

    血を血で洗う戦いになります。
    だいたい女性の方が好戦的なんですよ。

    男性は仲間とは争いたくない、(余計なことはいいたくない)
    女性は仲間とはわかり合いたい、同じ感覚をもちたい。(なんでも言いたい)

    この男女差が結婚を辛いものにする時があります。残念。

    「とことん話し合ったらいいやん」
    とか思いますか?

    最終的にどちらかの意見に合わすことになります。
    納得したではなくて「納得してあげた」と心の底で思います。
    何が正しいとか関係なくて、多くの人は
    「あの時、合わせてあげたのに。」
    という気持ちが強く残ります。

    それがどんどん、わだかまりになっていきます。

    わかり合いたいとか、言いたいことを言い合う、そんなことよりも
    「あの人はこういう人、それでもすき。自分はこういう人、それでも受け入れてくれる」
    と思えた方がよっぽど幸せに過ごせます。

    気があって結婚した訳ではない

    結婚する時ってなんとなく惹かれあって結婚に至ったものだと思います。
    勢いや流れもありますよね。

    なんとなく引っ込めなかった、とか
    タイミングとか、相手に泣きつかれたとか、
    そのとき感情が盛り上がったとか。

    「結婚は夢ではなく、ずっと続く生活。」

    いっときの感情や見栄、相手に流されて結婚すると後悔します。
    これは確実。

    少しでも納得できないことや違和感があったら
    よく考えるというかやめておくことをオススメします。
    (ぼく自身、結婚は納得できないこともあるもんだろうと思いながら結婚しました。おかげで随分と悩みました。)

    自分が乗り気でない結婚はSTOP!

    変えれるのは自分自身だけ、の本当の意味

    結婚すると色々と不満が出てきます。
    が、相手に変わってもらおうとするのはマジで無理。

    人間にできることは相手に変わってもらうことではなく自分を変えることです。

    よくいうこの言葉はどんな意味だと思っていますか?
    「人は変えることはできないが、自分は変えることができる」

    ぼくが考えるこの言葉の本当の意味は
    「自分のとった行動によって相手の反応(リアクション)が変わる」

    つまり、「自分の行動を変えることによって相手に望ましい行動をしてもらえる(かもしれない)」
    ということです。
    あくまで可能性が生まれるだけですけど、
    ゲーム攻略みたいにやったら楽しそうじゃないですか?

    ただただ願うだけだった相手の機嫌を自分でよくできるかもしれないのです。

    頼まれる前に掃除するとか
    先に掃除してくれてたら「きれいにしてくれてありがとう」とか
    「お仕事お疲れ様」とか「ごはんつくってくれてありがとう」とか。

    こちらの行動を変えてみたら相手に変化があるかもしれません。
    一回だけじゃなくて変化があるまでしてもいいのです。

    褒められて嫌がる人は少ないですからね。

    相手に期待しない

    それでも、相手に期待はしてはいけません。
    人間関係に於いて鉄則。

    勝手に期待して、勝手に裏切られた気分になる。
    その繰り返しが起きています。
    一番の解決策は相手に期待しないことです。

    当然のことを期待しているだけ。と思うでしょう。
    そんな期待は相手にとって当然ではないみたいです。

    相手に期待するのはやめて、自分でできることは自分でやりましょう。
    相手が期待通りに動いてくれたら感謝、ラッキー。

    結婚して損したとか思うのは仕方のないことです。
    それが耐えられないなら早くお別れをしましょう。

    結婚した後の相手の見え方

    自分から見える他人はこんな特徴を持っています。
    「一部分がすごく子供に見える」

    ほぼ確実に「子供に見える部分」を持っていて
    一緒に住んでいるとその一部分が見えてしまいます。
    そこを直そうと勝手に思って、イライラしたり、がっかりしたりしてしまうんです。

    もう直らないですよ。その部分。

    その人は今までそうだったのですから。
    短い時間で直そうとするだけ無駄です。
    関係が悪くなるだけです。

    男は指示を出して相手を制御したがるし、
    女は教育して主導権を得ようとする。

    どっちも逆効果なんでやめてください。

    男性は相手に受け入れてもらいたい、
    女性は自分に寄り添ってもらいたい。

    褒めてあげたり、話を聞いてあげたりして
    「自分は味方なんだよ、助けてほしいな。」
    とアピールしていくのがいいと思います。

    そうすれば子供の部分から抜け出してくれるかもしれません。
    ここでもあくまで期待はしてはいけません。

    自分のことがよくわかる

    結婚すると相手を通して自分自身への理解が深まります。
    これも修行っぽいですね。

    結婚相手は自分にとって無視できない存在になります。
    なんてったって家族ですから。
    しかも親や兄弟姉妹と違って、一生を共にする相手になります。

    親や兄弟姉妹は大きくなったら離れて暮らすのが普通ですので。
    会いたくなかったら会わずに済ませられるし、
    自分で選んだ存在じゃないから自分に対する言い訳もできます。

    しかし、結婚相手は
    「自分で選んだ存在で、一生ともに過ごす相手」です。

    嫌なことがあっても逃げられないのです。
    稼いだお金の半分は堂々と持ち去るのです。
    たとえ何もしていなくても夫婦の権利を主張できる存在なのです。

    いいことも悪いことも「はんぶんこ」できる存在です。

    しかし、いいことも悪いことも「半分ずつ」持ち寄るとは限らないのです。

    そこに不公平を感じた時に自分のことがよくわかります。
    自分は何に感謝して、何に腹を立てるのか。
    相手に何を求めているのか。

    結婚する前にわかりたかったことが
    結婚してから次々に発覚します。(自分の内面からも)

    今までは直面することのなかったことに直面して
    自分のことをよく知ることができます。
    これも修行の一つだなーと思います。

    まとめ

    • 結婚は修行
    • 相性が100%の相手はいない
    • 結婚は夢でななく、ずっと続く生活
    • 自分の行動を変えると相手の反応が変わるかもしれない
    • 結婚後、相手のことが子供に見える。仕方ない
    • 結婚後の衝突で自分の内面が見える

    結婚はやっぱり人間関係の修行です。
    結婚は相手のことを知るだけではなく、自分自身への理解が深まります。
    相手をどうするか?ではなくて自分としてどう折り合いをつけていくか?を考えられる
    貴重な修行の場ですので、せっかく結婚したんだから機会を活かしてください。

    修行に耐えきれず流派を破門になっても(離婚したとしても)
    修行で得られたことは必ず役に立ちます。
    次の結婚で活かせたり、人間関係のコツがわかったり。

    結婚生活が辛いなと思ったら
    「修行だった!」と思い出して、過ごしてみればどうでしょうか?

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