事情を知っている人と知らない人では同じことを伝えても理解度に差がつきますよね。
背景を知っていることをなんていうのかなと探したところ、
「ハイコンテクスト」というそうです。
今回は「ハイコンテクスト」でコミュニケーションを考えたいなと思います!
ハイコンテクストってどんな意味?
「ハイコンテクスト」はどんな意味かというと「空気をよむ」とか「以心伝心」のイメージ。
つまり、「言葉で伝えなくても伝わるでしょ」といういかにも日本的な考え方ですね。
自分と同じ環境にいる人や、仲間内でこの傾向が強くなります。
例えば仕事仲間に頼む時は社内ルールなどを改めて説明しませんし、
お母さんに「カレーつくって」と言えば作り方を言わなくても食べたいカレーを作ってくれると思います。
逆にローコンテクストは極端に言えば
「全部説明する」ことです。
「カレー作って」ではなくて「ビーフカレー、じゃがいも抜きでバーモントカレー作って」
みたいな感じで限定的な解釈しかできない言葉で伝えるということです。
ビジネスでは契約書をつくったりすることが「ローコンテクスト」です。
日本はハイコンテクスト
日本は「ハイコンテクスト文化」です。
説明しなくてもわかると思いますが(←これもハイコンテクストですね)
「空気を読む」ことが重視され、婉曲的な言い方が好まれます。
例えば
- 「できない」→「難しい」
- 「取引は成立したよ」→「彼はとてもいい顔をしたよ」
感情や成功、拒否などは特にぼかしていう傾向が強いです。
察して欲しいの文化ですね。
仲間内ではハイ、外に出ればロー
仲間と話するときはお互いのことをよく知っているので短い言葉や仲間の中でのみ通じる言葉で話しますよね。
(仲間の中で通じる言葉ができたら、結構仲良くなったってことです)
外に出れば知らない人に通じない話はできないので必然的にローコンテクストになります。
外でも通じると思って話したり行動するとトラブルの元になります。
(コンビニでタバコを略した言葉でいうとか)
日本人はハイコンテクスト文化にどっぷりなので正しく伝える。
誤解のないように伝えるということが苦手な人が多いです。 言葉が足りなくても「気遣い」をしてもらって、わかってもらえることは素晴らしい世界だと思います。 しかし、正しく伝えようとしないで相手にわかって欲しいと言うのは
自分が甘えているということです。結果、正しく伝わならくても相手のせいにしてはいけません。
仕事ではローコンテクストを使おう
いくら苦手といっても誤解が許されない場面や仕事では「ローコンテクスト」で伝えなければいけません。
うまく伝わっていなかった時に、「そんな意味だとは思わなかった」とか言われても困りますよね。
「解釈はこれしかない!」というレベルの言葉や文章で相手に伝えると仕事はうまくいきます。
うまく伝わらないときは自分と相手は同じではないと考えて伝えてみてはいかがでしょうか
ハイコンテクスト、ローコンテクストの使い分け
ぼくが思う「ハイコンテクストと「ローコンテクスト」使い分けはハイコンテクスト楽しむコミュニケーションに持ってこいと思います。
- 仲間内でのコミュニケーション
- 趣味などの偏った世界での会話
- 家族や仲間との思い出話
ローコンテクスト仕事上のコミュニケーションや新しい仲間と話す時に向いています。
- 初対面の人との会話
- 仕事上、必要なコミュニケーション
- 自分の得意分野を相手に説明したいとき
まとめ
相手のコンテクスト(背景)を考えながらコミュニケーションを取れば今まで以上に相手に伝わるコミュニケーションができ、
しかも楽しいコミュニケーションができます。
意識するのとしないのでは全然違うのでぜひ意識してください。
「そんなことも知らないの?」って態度で来られたらあなたもムカつくでしょ?笑
楽しいコミュニケーションをしましょう!
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